今日は庇(ひさし)についてです☆
そもそも…
庇とは?
建築物において屋根の端が柱や壁から外へ突き出た部分を言います☆簡単に言えば玄関など建物の出入り口や窓の上部へ部分的に取り付けられた雨よけ用の小屋根のこと☆
日差しを防ぎ壁面や開口部を守る働きもあり日本建築では主にモルタル壁等の近代的な壁仕上げの家によく見られます☆近年ではアルミやステンレス製で出来た簡単に取付ける事の出来る金属製のものもあります☆
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先日、猛威を振るった台風21号ですが家から出入りする時に…こう思いませんでしたか?玄関から出たら激しい雨で車へ辿り着く時には既にびしょ濡れ(; ̄Д ̄)玄関から車まで雨から濡れないようにできないのかな…って☆(;>д<)
御近所さんのお家をお借りしております☆
左の赤い矢印のお家は玄関が東向きでカーポートは手前の方に設置されており玄関から駐車場までは庇が無く風がない日は濡れてしまう確率が高いです☆でも風が強い日は風向きが左から右へと吹いているので風が強い日は意外と濡れる確立はかなり低いですね☆
それに対して青い矢印のお家は玄関が西向きでカーポートは奥の方に設置しております☆風が強い日も風がない日も濡れてしまう確立は高いです(;>д<)でもこのお家☆玄関がスライドドアで凄くおしゃれで☆センスを感じます☆
既にガレージがあって外に出ることなくガレージまで行くことができる家ならこういった問題は愚問かもしれませんが、それ以前にガレージを作るとなるとそれ相応の費用もかかりますし家の外観にも影響してくるので慎重になっちゃいますよね☆
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庇だけを考えて失敗したとかそういった事は無く、そこまで深く考える部分でも無いのでしょうがなるべくなら完璧に近く、暮らしていく上で不満が少ない家を建てたいと誰もが願うはずです☆そんな方は玄関から駐車場までの動線とそれを考慮した庇が重要となってくると考えておくといいでしょう☆
調べてみるとこの問題を解決するために玄関から駐車場までの通路にガレージのような屋根を付けることもできるようですが実用的ではありません☆
そんな我が家の庇は?そこまで言うんだからしっかり考えてあるんだろうね☆って思われた方すいません(゚д゚)そこまで深くは考えていません(๑•́ ₃ •̀๑)でも玄関から駐車場に行くまでに雨に濡れないよう設計の段階でちゃんと考えました☆
先程ご紹介したお家もそうですが最近の家は洋風のものが多く基本的に三角の屋根が多く我が家のような平たい屋根の家って少ないですよね☆
セキスイハイムのSPSは屋根の形状が平たい屋根なので庇の長さも太陽光の容量に合わせて自由に選ぶ事ができます☆そんな我が家は8.91Kwです☆
10Kwオーバーの物にすると通称:スネオハウスと呼ばれるほど庇が長くなってしまいます☆先程の写真よりも出ている庇が2倍ぐらい長くなります☆そうなると太陽の光が家に入って来なくなる上に屋根自体が重くなるという問題が出てくる為それを支えるポールをベランダに設置することが必須となってきます☆
逆に庇を無くしてしまうと太陽光の発電容量が下がり雨の日に洗濯物が干せなくなるということもありましたし「それが嫌」と言う奥さんの意見を尊重して現在の形に落ち着いたわけです☆
雨は風の強さによって降ってくる方向が変わってくるとは思いますが台風の日に外に出てみたところ…唯一届くのは赤の矢印の方向からの雨だけが玄関の手前まで届くぐらいです☆
その他の雨はカーポートや庇でシャットアウトされるので車に行くまでほとんど濡れる事がありません☆南に玄関が付いている我が家ですが、ここで疑問点があるとするならば…今までの話では家に対して南方向だけの風しか見ていないのでは?と思われるかもしれません☆
ごもっとも☆(笑)
風は色んな方向から吹くものです☆東から西に吹く風があった場合…これまで言っていた庇の実用性が無くなるのではないか…と思われるでしょうが土地の性質上?この家は東から西への風は吹きません☆なぜかというと…その土地に対して特徴的に吹く「卓越風」と言われる風が影響しているからです☆
家を建てる前から調べて分かって居た事ですが我が家の卓越風は西から東がほとんど☆それ以外のほとんどは吹く事がありません☆なのでカーポートもそれを見越して建設されています☆
カーポートについてのこだわりはこちら☆
つづく☆(◍´͈ꈊ`͈◍)
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