前回のセキスイハイム入居後の1年点検実施☆お風呂のお手入れ編☆からの続きになります☆今回は三菱「エコキュート本体のメンテナンス」になります☆
前回の浴槽編はこちら☆
普段のメンテナンスとしては年に2、3回ほどタンク内の圧抜きをするだけで良いのですが今回はタンク内の掃除をする方法を書いて行きたいと思います☆
まずはエコキュートの本体☆
我が家の西側に位置しています☆
そもそも…
なぜタンク内の掃除が必要なのか!?
それはタンクの底からお湯を排水することによってタンクの底周辺の湯アカを効果的に排除する事ができるためです☆この作業を行うことによってお湯がより綺麗になり快適な状態で使用できるようになります☆
そして当然のことなのですがタンクの中に手を入れて掃除する事は出来ません☆お水がお湯に変わる時に「湯アカ」「水アカ」がタンクの中に発生することがあります☆その発生した物は水よりも重たい☆
要するに固形物のような状態になるのでタンクの底の方に沈みます☆その湯アカや水アカを捨てるというのが今回の作業の工程になります☆
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では各部分の説明に入ります☆
Aは「逃し弁」と言って…
先程述べたタンクの圧抜きに使います☆
レバーを上げた際にお湯が流れれば正常☆
そしてBが「漏電遮断器」になります☆
異常な電気が流れた場合、自動的に電源がオフになり本体の故障を防ぎます☆ちゃんと動作するかどうかは「ON」の状態でその下の方にある「テストボタン」を押して「OFF」になれば正常に動作しているということになります☆
ここまでは前置きです☆
では本題に入ります☆エコキュートの本体の下の方に2つのネジで止められているカバーがあるのでネジを外してカバーを引っ張って外します☆(簡単に外れます☆)
するとこのような感じになっています☆(注:メーカーや型式により作業手順が異なる場合があるので、お手持ちの取扱説明書を確認してください☆)
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現在の状態でエコキュート本体に流れてきている物があります☆それは「電気」と「水」です☆メンテナンスの時にはまずその流れてきているものを止めてから作業する必要があります☆
①漏電遮断機「B」を「OFF」にする
これで電気が止まります☆
②給水栓「C」を時計回りで横に回して閉める☆
これで水が止まります☆
③逃し弁レバー「A」を上げる☆
タンクが密閉されているため、逃し弁レバーを上げずにそのまま流すと圧力でタンクが凹むため☆かならず逃し弁レバーを上げる必要があります☆圧力がかかった分だけ少しの水が出ます☆
④排水栓「D」を開け排水する☆(注:約2分)
「E」の方へお水が出てきます☆その部分は塩素ガスが外から入ってくるのを塞ぐ様なトラップがある構造になっています☆塩素ガスを塞ぐような構造になっていないと「C」や「D」の配管が錆びてダメになるそうです☆他の御家庭でこのトラップが付いてない所もあるそうで…確認してみると良いかもしれません☆その辺りが錆びてる場合は間違いないでしょう。
⑤排水栓「D」を閉める☆(注:確実に閉める)
流れている水を止めるため☆
⑥給水栓「C」を開ける☆
タンク内に水を入れて満水にするため☆しばらく待つと満水になり「E」の方へ水が流れてくるのが目安です☆分かりにくいと思うのでこの部分だけ動画でどうぞ☆
⑦逃し弁レバー「A」を下げる☆
「E」から水が溢れ出て来たのを確認してから下げる☆
⑧漏電遮断機「B」を「ON」にする☆
エコキュートを起動させます☆
⑨カバーとフタを閉じて終了☆
この工程を半年に1回ぐらいずつ行います☆
少しでも参考になればと思います☆
【予告】次は子供のお受験編に入ります☆
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